牛乳パックをリサイクルするとどうなるの?



普段飲んでいる牛乳ですが、牛乳パックをリサイクルするとどうなるのでしょうか。

牛乳パックをリサイクルすると次のようなメリットが!

・ゴミが減る

・あらたに木を切らなくても紙にできる

・トイレットペーパーにリサイクルできる

地球環境にとっても良いことだらけですね。

早速詳しく見ていきましょう。

牛乳パックをリサイクルするとどうなるの?

ゴミが減る上、あらたに木を切って紙にするよりも使うエネルギーが少なくすむ

牛乳パックをそのまま捨ててしまえば、当然ゴミになりますよね。ゴミになれば、焼却するためにエネルギーが必要となります。それに使われるエネルギーは、石油や天然ガスなどの限りある資源ですので大切にしなければなりません。また、焼却することによって、CO2が発生してしまいます。

また、もともと木を原料として作られている牛乳パックをリサイクルしてトイレットペーパーをつくれば、あらためて木を切ってトイレットペーパーにするよりも、はるかに使うエネルギーが少なくてすむでしょう。しかも、牛乳パックは繊維の品質の高い素材が使われているため、リサイクルしやすい素材なのです。

日本で作られる牛乳パックは、年間で約45億箱です。これらをゴミにするかトイレットペーパーにするかは私たちの少しの努力にかかっているのです。

牛乳パックをトイレットペーパーにリサイクルするほど、CO2の削減につながる

先程もお伝えしましたが、牛乳パックをゴミとして焼却処理するとCO2が発生します。CO2の排出量を抑えるには、牛乳パックをリサイクルすることが有効になります。もちろん、木からトイレットペーパーをつくるよりも、牛乳パックをリサイクルした方が、CO2の排出量を抑えることができます。

ちなみに、牛乳パック1個でCO2は約23.4g削減できます。さらに牛乳パック600個ではトイレットペーパーは100個作れて、CO2は約14,040g削減することができるのです。

牛乳パックリサイクルの流れ



牛乳パックはそのままでは回収できません。各家庭でリサイクルするための準備が必要です。

①飲み終わった牛乳パックをキレイに洗う

②底を残すようにして切り開く

③しっかりと乾かす

④数枚まとめて紙の紐でくくる

⑤回収場所に持っていく

まとめ

牛乳を美味しく飲み終えたら、環境のためにちょっとしたひと手間を加えてみてください。

ゴミが減ったり、トイレットペーパーが作られるだけでなくCO2削減にもつながる大切な行動です。

あなたも今日から意識してみてはいかがでしょうか。

①飲み終わった牛乳パックをキレイに洗う ②底を残すようにして切り開く ③しっかりと乾かす ④数枚まとめて紙の紐でくくる ⑤回収場所に持っていく" } }] }