マスクにティッシュを挟んで、メガネの曇り防止

新型コロナウイルスの感染予防対策で、マスクを着用している日々が続きます。

梅雨時は特にですが、メガネをかけた状態でマスクをすると、レンズが曇って視界が遮られてしまうことがしばしば起きます。レンズを曇らせない対策として、メガネにティッシュを挟む方法などをご紹介いたします

 マスクにティッシュで曇り防止

マスクを着けていると、なぜレンズが曇ってしまうのでしょう。

 

主な原因は、冬の窓ガラスに結露が起こるのと同じ原理です。

マスクを着けた状態で呼吸をする

マスクと顔との間にできた隙間から、息に含まれた水蒸気が流れ出す

息と外気の温度差が大きいと水蒸気が冷えて水に戻り、レンズに水滴となってとしてついてしまう

 

ということは、レンズの曇りを防ぐためには、なるべくマスクと顔との間にできた隙間をふさげばいいということになります。

 

その対策として、2018年の12月に警視庁災害対策課がツイッターで投稿した方法が参考になります。

こちらを紹介いたします。

 

その対策として紹介されている方法は、2つです。

画像のようなプリーツタイプのマスクを使っている場合の参考にしてください。

【方法1】マスクの上部を内側に折り曲げる

マスクの上部分を内側に折り曲げます。

それによって、マスクが鼻にフィットするので、息が上に漏れずに、眼鏡が曇らなくなるのです。

ポイントは、空気が入らないように隙間をなくすことです。

ワイヤー部分を内側に押し込むことで、隙間をふさぐことができます。

 

【方法2】マスクの内側に、四つ折りにしたティッシュを添える

マスクの中に、四角く長方形に折ったティッシュなどを挟むというものです。

ティッシュを挟む位置は、ワイヤー近くが良いです。

そうすることで、マスクが立体的になり息が漏れず、曇らなくなるといわれています。

 

災害時、埃等防止のためマスクが必須となります。眼鏡の方は、「マスクをすると、自分の息で目の前が真っ白!」の経験ありませんか?解決方法は、マスクの上部を内側に折る、若しくは、マスクの内側にティッシュを添えるだけです。花粉症の季節や風邪の時にも使えますので、一度お試し下さい。 pic.twitter.com/M7pM9WL4Wp

— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 25, 2018

そのほか、メガネが曇らない方法

そのほかにも、メガネが曇らない方法をご紹介します。

自分に合った曇り止め対策を行い、快適にメガネをお使い下さい。

 

・レンズに市販の曇り止めを塗布する

ジェルタイプやフォーム(泡)タイプ、スプレータイプなど様々な種類があります。

 

 ・立体型の不織布マスクを使用する

立体型で顔にフィットするため、マスクからの吐息の漏れが少なくなります。

不織布タイプ、布タイプがあります。

 

・自分の顔のサイズに合ったマスクを使う

顔の大きさの合ったマスクを使うことで、息の漏れが軽減されて曇りにくくなります。

 

・マスクを重ねて着ける

これは、小さめのマスクをして、さらに自分に合ったサイズのマスクを重ねてつけるという方法です。

・呼吸のやり方を変える(下方に吐き出す)

マスクをしている間、できるだけ意識して、下の方に息を吐きだすことで、息が上から漏れず、眼鏡が曇りにくくなります。