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宝箱 ブログ / 月別: 2020年3月

「製紙工場」についてどれくらい知っていますか?

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製紙工場について皆さんはどれくらいの知識をお持ちでしょうか?

新型コロナウイルスの大流行に伴い、マスク・トイレットペーパー・ティッシュペーパーなど様々な生活必需品の需要が高まり、品薄状態が続いたり、デマの情報による買い占めなどが起こりましたね。ここで知っておくべきは「こういった生活必需品はどこでどう作られているのか・国産や外国産などその割合はどれくらいなのか」このような部分ではないでしょうか?

今関心の高いマスク・トイレットペーパー・ティッシュに関して、まず結論から言うとすれば「トイレットペーパーとティッシュペーパーは製紙工場で作られ、マスクは紙製品ではないため製紙工場は関係ない」ということです。

今回は、以上のことを話の主軸として「製紙工場」「トイレットペーパー・ティッシュペーパー」に焦点を当ててお話していきたいと思います。
トイレットペーパー 古紙

製紙工場で作られるトイレットペーパーとティッシュペーパー

先日流れたデマ情報に「中国からの輸入が途絶えてトイレットペーパーがなくなる」というものがありましたね。これがSNSでみるみるうちに拡散され、全国各地でトイレットペーパー・ティッシュペーパー・さらにはキッチンペーパーまでも買い占める人が殺到しました。

このような紙製品を衛生紙と分類しますが、衛生紙がどこで作られているのかというと、製紙工場です。

原料となる紙ですが、実は大部分が古紙や牛乳パックのリサイクルによって作られているのです。もちろん木材を原材料として作られるものもありますが、日本は古紙や牛乳パックなどのリサイクル率が世界的にもトップクラスのレベルを誇るのです。このことを踏まえて製紙全体で見ると、原材料の約60%がリサイクルされたもので、残りの約40%が木材といった状況となっています。

木材に関して、輸入元がどこなのか?というと、針葉樹チップはアメリカが約半分を占め、残りはフィージー・ニュージーランド・ロシア。広葉樹チップはベトナム・オーストラリアがメインでチリ・南アフリカ・ブラジル・タイが続きます。

いずれにせよ、中国は全く関係ないのがお分かりいただけますね。
製紙工場

トイレットペーパーとティッシュペーパーは国産率がほぼ100%

上記の原材料を使って紙製品を作る製紙工場は、全国各地に103ヶ所もありますが、その約半数が静岡県にあります。

そして、日本で売られているトイレットペーパーやティッシュペーパーのほとんどが日本の製紙工場で作られています。つまり国産率はほぼ100%に近いということですね。

このことから分かるように、新型コロナウイルスの大流行と、トイレットペーパーやティッシュペーパーの供給量には関係がないのです。
逆にいうと、日本の製紙工場の約半数が存在する静岡県が災害やなんらかの事情によって機能しなくなった時は、供給量への影響があるということも分かります。

製紙工場

いづれにせよ、緊急事態になってから買い占めるようなことがないように、ある程度余裕のある量をストックしておくことをおすすめします。
ちなみに宝箱はボックスティッシュを専門に扱う会社です。現在は品切れ中ではありますが、防災備蓄用のトイレットペーパーも販売していますのでストック品の購入の際にはお役立てください。宝箱HPはこちらです。

「パンデミック」とは?危機的状況で大事なこと・・・

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パンデミックという用語をご存知でしょうか?新型コロナウイルスの大流行に伴い様々な専門用語が飛び交っていますが、パンデミックも同じように関連のある専門用語なんです。最近のニュースで目にした人も多いかと思います。

その意味を簡潔に言うとすれば「世界的に広範囲の規模で大流行する感染症」です。
これだけの規模で大流行している新型コロナウイルスなので、「WHOがパンデミックであると宣言してもおかしくないはずでは?」と疑問視する声が多数上がっていた中で、この度パンデミックであるという見解が示されるまでには結構な時間がかかりました。一体それはなぜなのでしょうか・・・?

本日は、現在世界的に関心の高いワード「パンデミック」について、あれこれとお話していきたいと思います。

パンデミックとは?

パンデミックとは、冒頭でも説明した通り「世界的に広範囲の規模で大流行する感染症」のことをいいます。

その他にも関連用語として、エンデミック(地域流行)・エピデミック(流行)などがあります。

WHOが宣言する形でパンデミックは認定されますが、世界を脅かす新型コロナウイルスも先日パンデミックであるという宣言が出されましたね。パンデミックという言葉には、良くも悪くもとてつもない影響力があるのです。

ただでさえ、誤った認識や情報によって実際の状況以上に事態が深刻化している現状で、パンデミックというさらに恐怖を煽るような言葉を聞いてしまったら、人々がどのような反応を見せその結果どのような事態になるのかは・・・想像に難くないですよね。また、風評被害の増幅も否めませんし、世の中のあらゆるシステムを混乱・麻痺させてしまうこともありえるのです。

これは、2009年にWHOがH1N1型インフルエンザをパンデミックと表現したことで世界中がパニック状態に陥り、実際は致死率がそこまで高くないウイルスであるのが後に分かったという、過去の事例が物語っています。

もちろん、危機感を表すことで対策を促したり感染拡大を抑える方向へ世の中を向かわせる効果もあります。
例えば、これはすでに実施されていることですが、休校措置であったり、イベント・大規模な集会などの中止など、どのような措置を取るべきかの判断が明確になります。
パンデミック

パンデミックに関係なく危機的状況で大事なこととは?

ここまでパンデミックという用語についてご説明してきましたが、実際のところはパンデミックという用語に左右されすぎないことが大事なのだと思います。
人間というのは必要以上の恐怖心を感じてしまう生き物・・・
だからこそ、誤った認識や情報に左右されることなく正しい情報を得ることと冷静な行動が大事なのではないでしょうか?

最近起こっている「トイレットペーパーの買占めによる相次ぐ売り切れ事態」についてもそうですよね。実際はデマ情報だったというのが後に分かりましたが、いまだに深刻な品薄状態が続いています。

恐怖心から冷静さに欠ける行動を取ることは、本来起こるはずがなかったパニック状態を作り上げてしまいます。一人一人が正しい知識を持って冷静な行動を取ることで、そのような事態は防ぐことができます。
パンデミック

ちなみに宝箱はボックスティッシュを専門に扱う会社です。現在は品切れ中ではありますが、防災備蓄用のトイレットペーパーも販売しています。このような非常事態になる前に、生活必需品は少し余分にストックしておくことをおすすめします。
宝箱HPはこちらです。