休みの日というのは過ぎるのが特別早く、お盆休暇も終わってしまいましたね。社会人になると4日以上の連休というのは中々なく、ある会社でもゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始休みと言ったところでしょうか。今年のゴールデンウィークの前に「ティッシュなど製紙類が品薄!」「ティッシュが値上げ」などという記事がかなり出ていたのを覚えていらっしゃる方はおられますか?ボックスティッシュなどの日用品が手に入りにくかったり、品薄になったりすると大変困りますよね。けれど、今後もティッシュ類の品薄が発生する可能性があります。本日はその理由などご説明したいと思います。

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2019年5月のティッシュ類の品薄・値上げの理由

この5月にニュースになったティッシュ類の品薄問題の一番の原因は愛知県春日井市にある製紙会社・王子製紙春日井工場で火災があったようです。ゴールデンウィークを前に大型店などが在庫の大量確保をし、通常より多くボックスティッシュが出ているところに、大手メーカーであった王子製紙が生産を2週間ほどストップさせ、4割の生産が落ちたことが主だった理由だったとのことです。

 

今後に起きるかもしれない製紙類の品薄の原因

5月のティッシュ類品薄の原因は工場火災ですが、他にもティッシュ類が不足する原因は沢山あります。実は、たった一つの会社の工場の生産がストップしたことだけで、ここまでの影響が出ることはないのではとも考えられています。海外の情勢の変動や原料価格の高騰など様々な要因が複合的に混ざり、ここまで話が大きくなったのではとも。今後ティッシュ類が不足する主な原因となりそうなものをまとめてみました。

1.東海地震を含め天災

工場が生産をストップする、これが品薄の一番直接的な原因になりうると思いますが、この事態が起こるのは火災だけではありません。一番恐ろしいのは地震なんです。特に静岡県は国内のトイレットペーパーの4割を作っているため、東海地震が起こると、ティッシュではなくトイレットペーパーが品薄になる可能性があります

2.海外の情勢変動による輸入品の値上がり

日本は海外からの輸入品が多いですが、ティッシュも例外ではありません。昨今騒がれている貿易問題や他国内の情勢によるティッシュ輸出の規制などの影響で、日本でティッシュが品薄になる可能性があります

3.消費者の不安感から来る買い占め

もしかしたら、急激かつ短期的なティッシュ類の品薄は必要以上の買い占めが原因かもしれません。上記のような問題が起こり、今後ティッシュ類が値上がりするかもしれないとなると、人々は当然いつもよりストックを置こうとします。足りなるかもしれないと不安になり、かついずれ必ず使うもので、腐らないとなれば1セット余分に買おうと思いますよね?1人1セット余分に買っただけでも、それを多くの人が行えば、一気に需要が供給を上回ってしまいます。昭和の頃に問題となったオイルショックなどもこの一つに入るでしょう。オイルショックの原油価格高騰から一見かかわりのないトイレットペーパーなどの買い占めが発生し、急激に需要が増え、品薄になりました。

 

いかがでしょうか。トイレットペーパーやボックスティッシュは日用品として必要なだけに無くなってしまうと大変困ります。必要なときにあたふたしないためにも普段からのストックは大切にしたいですね。特にトイレットペーパーは地震の時にも大切ですので、日常に使うものとは別にストックしておいた方が良いでしょう。弊社では防災備蓄用のトイレットペーパやまとめ買いできるボックスティッシュも取り扱っております。お時間がある時に弊社ホームページを覗いてみてください。