溶連菌感染症は発熱や喉の痛みなどを引き起こし、お子さんが罹ることが多いことで知られる感染症ですが、実は大人も罹ることがあるんです。
本日はそんな溶連菌感染症についてのあれこれと、大人が罹った場合についてもクローズアップしつつお話を進めていきたいと思います。

そもそも溶連菌感染症とは?

溶連菌感染症とは

・症状
38℃以上の発熱・喉の痛み・それと同時か1~2日遅れて発疹が出ることもある。
以上が三大症状で、その他にも嘔吐・倦怠感・吐き気・頭痛・腹痛・苺舌(下にイチゴのようなブツブツが現れる)などの症状が出ることもある。
咳や鼻水が比較的出にくいのが特徴。

・潜伏期間
2~5日

・流行時期
12~3月、7~9月

・感染経路
飛沫感染・潜伏期間

・検査&治療法
迅速検査キット・培養検査・血液検査
抗生物質の投与(10日前後)
※再発や合併症を防ぐため飲み切る事が必須!

・合併症
急性糸球体腎炎(一時的な腎臓の炎症、感染後1~6週間後にむくみ・血尿・高血圧の症状が出る)
※尿検査にて継続検査
リウマチ熱(発熱・関節痛・皮膚の下にこぶができる、溶連菌感染症の症状がおさまってから2~3週間後に症状が出る)

大人が感染すると?

大人が感染した場合、子供に出やすい上記のような顕著な症状は出にくいです。
しかし、感染したのちの合併症、急性糸球体腎炎になってしまうと子供より治りにくく腎臓の障害が残るリスクも高いです。

よって、気付かぬうちに溶連菌感染症に感染している可能性もあるという意味では、子供よりもリスクは高いです。

発熱などはなくても、咳や鼻水がなく喉の痛みだけがある場合などは、溶連菌感染症の疑いもあるので自己判断で済ませずに医療機関を受診するようにしましょう。

妊婦が感染すると?

妊婦さんでももちろん通常の大人と一緒で感染の可能性はあります。
ただし、妊娠中でも飲める薬で治すことができるのでそこまでの心配はありません。
妊娠中は免疫力が低下していることも多いため、出された薬はしっかり飲みきって完治させるようにしましょう。

溶連菌

溶連菌感染症の予防方法

・手洗いうがい
・マスク着用(換気不十分の人混みや室内)
・食器の共有などは避ける

溶連菌 予防 マスク

いかがでしたか?冬になると溶連菌以外にも様々な感染症が流行しますよね。
予防や感染拡大を防ぐためにもマスクは必須ですし、咳や鼻水の症状があればティッシュも同様です。
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