紙の材料がなんだかご存知でしょうか?日本では、約6割が古紙から、その他残りのほとんどは木材なんです!新型コロナウィルスが流行の兆しを見せ始めてから、様々な情報により、マスクが品薄となり、さらにはトイレットペーパーやティッシュペーパーまでもがお店の商品棚から姿を消しているところも。今回はトイレットペーパーやティッシュペーパーにもなる紙の材料と、マスクの材料をご紹介していきます!

紙の材料とは?

一般的に知られている紙の材料

古紙
紙の材料は、約6割が古紙で、残りのほとんどが木材だということをご存知でしたでしょうか?
日本では、分別による古紙回収率が高く、古新聞や古雑誌、古段ボールなどを材料にして古紙パルプとして再利用しています。
また、木材からは紙の材料となるパルプを抽出し、そこから紙が作られていきます。

古紙・木材以外の紙の材料

紙の材料には、古紙や木材以外にも様々なものがあります。例えば、、、
・わら
・麻
・竹
・木綿
・コウゾ
・ミツマタ
・バガス(サトウキビ)
・ヨシ
などの植物です。

また、植物繊維以外でも、
・ガラスの繊維を使った「ガラスの紙」
・セラミック繊維を使った「熱に強い紙」
・皮革の繊維原質、タンパク質、コラーゲンの強靭さを生かしてシート状にした「代替紙」
など他にも様々な材料から紙は作られています。

マスクの材料とは?

マスク
マスクの材料は、紙の材料とは違います!マスクの材料は、ガーゼタイプのもの、あるいは、ポリエステル繊維を重ね合わせた「不織布」から製造されています。

噂やデマにはご注意を!

トイレットペーパー
新型コロナウィルスが流行してから、マスクが手に入らなくなり、さらにはトイレットペーパーやティッシュペーパーも、マスクと同じ材料で作られているというデマが拡散し、マスクだけでなく、これらの紙製品もお店の商品棚から姿を消しているところもあります。
トイレットペーパーは再生紙(パルプ)から作られており、マスクとは関係ないということがわかります。製紙メーカーによると、トイレットペーパーの生産は日本国内でのみ行っているそうです。通常通り生産・出荷されているので、急激な買いだめをしなくても、在庫があったりすぐに入荷するようです。

いかがでしょうか。紙の材料がどのようなものかご理解いただけましたでしょうか。また、マスクの材料とは異なるため、焦って買いだめしなくても大丈夫だということもご理解いただけたかと思います。情報が錯そうしている中、混乱して買いだめが発生していますが、通常通りの買い物をしていれば、さらなる混乱は防げるかと思います。

弊社では、販促用のボックスティッシュの販売から備蓄用のトイレットペーパーまで取り扱っております。買いだめという観点ではなく、常日頃からの備蓄としてご利用いただければ幸いです。気になった方は、弊社のホームページを覗いてみてくださいね!