いつの間にか、もう年末が近づいてきました。

年末といえば、日頃の行き届いていない箇所の「大掃除」をしなくては!と身構えてしまいます。

大掃除に「ペーパータオル」を使うとかなり楽に終わらせることができます。

ペーパータオルを使った大掃除の方法をお伝えいたします。紙の強度は落ちますが、キッチンペーパーでもOKですので使いやすい方でお役立て下さい。

キッチン

キッチン大掃除

毎日使うキッチンは、くすみやぬめり、油汚れなど大掃除でも一番手間のかかる箇所です。

それぞれの大掃除ポイントのペーパータオルを使った攻略方法をお伝えしていきますね。

ペーパータオルの中には、様々な種類がありますが、おすすめは繰り返し使える不織布タイプのものです。洗ってまた使えるため、軽い汚れの箇所に使った後、あちこちの掃除に使うと無駄なく活用できます。

 

換気扇

一番の難敵の換気扇掃除にペーパータオルが大活躍してくれます。

必ず、電源プラグを抜いてから換気扇の掃除を始めましょう。

換気扇の部品を整流板、フィルターなどを取り外して本体のみを新聞紙などの上に置きます。

本体にキッチン用強力洗剤を全体に塗布したら、ペーパータオルをのせて「湿布」します。

◎ナチュラルクリーニングでお掃除したい方は、お湯に溶かした重曹水を使うと良いでしょう。

 

ペーパーを貼ったあと、紙が浮くようだったら、さらにスプレーをかけて全体にぴったりと湿布がはりつくようにし、このまま約20分おきます。

フィルターも湿布をしておきます。

 

その間に、油汚れがたまりがちなレンジフードの内側のくぼみをお掃除。こちらには、ペーパータオルを細長く折り、キッチン用強力洗剤をつけてやはり湿布!湿布で汚れが取れてきた部分は、湿布をはがしながら、割り箸の先で油汚れをこそげ落とします。

仕上げは水拭きをしてから乾かします。

 

フィルターの汚れは、流水を使って古歯ブラシでこすり洗いをしたら、しっかり乾かします。

 

本体の汚れは、油汚れが緩んできたのを確認したら湿布を剥がします。

剥がした後は、ペーパータオルで水拭きをして、洗剤と汚れを拭き取ります。

拭き取れるまで、数回繰り返します。 その後、全体を乾拭きしたら終わりです。

 

シンク

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濡れている場所や水滴などは、ペーパータオルで拭き上げます。

そして汚れがこびり付いている場所には、中性洗剤をつけキッチンペーパーで拭いてください。

◎黒ずんだ汚れでしたら、皮脂などの油分や雑菌の繁殖が原因でできたものなのでお風呂用洗剤が適しています。ナチュラルクリーニングでお掃除したい方はアルカリ性の重曹、セスキ炭酸ソーダ、過炭酸ナトリウムを使うのもいいですね。

◎白っぽいくすみは、水に含まれるミネラル分がシンクにこびりついた水垢が原因ですので、酸性のクエン酸を使うと中和してスッキリ落とせます。

 

汚れが落ちない場合は、「湿布」作戦です。

汚れている部分に、洗剤などで湿らせたペーパータオルを貼り、しばらく置いた後によく拭きます。

水分が残っていることで水垢が溜まりやすくなりますので、よく乾かしてください。

 

キッチンの壁

キッチンの壁も油などがいつの間にか飛んで汚れてしまっています。

メラミンスポンジで落とすこともできますが、壁の材質によっては使えない場合もありますので、その場合はペーパータオルが役立ちます。

壁に中性洗剤をスプレーし、ペーパータオルで壁全体に広げます。5分ほど待ち油が浮いてきたら、水で絞ったペーパータオルで拭き取ります。

 

頑固な油汚れには、やはり「湿布」作戦です。中性洗剤をキッチンペーパーにスプレーして油汚れ部分に貼り、5分ほど置いてこすると落ちやすくなります。

 

排水口・水栓

また、排水口の細かい部分は、割りばしにペーパータオルを巻きつけて、お掃除しましょう。

くすんでいる水栓もキッチンペーパーで、ピカピカの水栓にしましょう。忘れがちなのが蛇口の中側です。忘れずにお掃除してあげてください。

頑固な水垢は、ぬるま湯で作ったクエン酸水の「湿布」で汚れを緩ましてから。