トイレットペーパー 芯

トイレットペーパーにJIS規格があるってホント?

トイレットペーパーの基本のサイズとは

国内で生産されているトイレットペーパーにもJIS規格があります。
各種メーカーはその寸法に沿って、様々なタイプの製品を製造し販売しています。
JISで定められている規格は以下の通りです。

・紙幅:114㎜±2㎜
・芯の内径:38㎜±1㎜
・1ロールあたりの長さ:27.5m〜100m
・巻き取り径:120㎜以下

上記の内容が基本となっています。

トイレットペーパーの中にはJIS規格に即していないものも

市場には、上記のJIS規格に即していない海外製品や安価な製品もあります。JIS規格に即していない大きいサイズのトイレットペーパーの場合、自宅のトイレットペーパーホルダーに装着できない可能性もあるため、購入する前にしっかりとサイズを確認しておくことをおすすめします。

海外製品はつまりやすい?

JIS規格に即してい海外製品は、つまりやすいと言われています。
それは、海外のトイレ事情が関係しています。
世界には、トイレットペーパーを流す習慣がない国もあります。トイレに流さないのであれば、水に溶ける素材で作る必要がありませんよね。
トイレづまりが気になる方は、JIS規格に即している日本製のトイレットペーパーを使いましょう。
ただ、日本製であっても、水に溶けにくいトイレットペーパーもあります。
その代表例がウォッシュレット用のトイレットペーパー。一般的なトイレットペーパーよりも厚手に作られており、その分水に溶けるまでの時間も長くなります。

トイレづまりを防ぐには?

ミニチュア トイレ
トイレットペーパーによるトイレづまりを防ぐには、「流し過ぎない」が基本です。
JIS規格のトイレットペーパーは水溶性が高いため通常使用なら問題ありませんが、必要以上に流す量が増えるとトイレつまりの原因となってしまいます。

こんな場合はつまりのサイン

「水を流すとゴボゴボと聞こえる」「流れが悪い」などの症状がある場合、トイレがつまっている可能性があります。
流れが悪いだけで、少しずつ流れている程度であれば、トイレットペーパーを流す量が多かったか、もしくはダブルタイプなど厚手のトイレットペーパーを使用していて溶けるのに時間がかかっている可能性もあります。この場合には、しばらく様子を見るようにしましょう。時間の経過とともに解消されることもあります。
一方で、放置していても解消しない場合には、「お湯を流す」or「重曹とクエン酸を使って流す」などの対処方法を試してみて下さい。ただし、便器は高温に弱い素材なので、ぬるま湯(40~50℃程度)で流すことが大切です。

まとめ

トイレットペーパーにもJIS規格があることがお分かりいただけましたでしょうか。
JIS規格に即していない海外製品等は、トイレづまりを起こしやすいということを覚えておきましょう。