毎日、様々な場面で何度もさわるスマートフォン。

指で触れる機会が多いだけに指紋や皮脂汚れなどの液晶画面の汚れ、気になりますよね?

スマホの汚れ落としにティッシュを使ったり、新型コロナウイルス感染予防対策として、除菌のためにアルコール入りウエットティッシュをお使いの方もいらっしゃると思います。

スマホの画面をキレイに、雑菌だらけのスマホを清潔に使っていくための正しいお手入れ方法をご紹介いたします。

 スマホ画面の汚れ

スマートフォンをさわる

現代人の多くが、あらゆる場面でスマホを触っています。

2020年の15歳から59歳男女のスマホユーザーをを対象にした調査では、スマートフォン利用時間を聞いたところ、「2時間以上3時間未満」が19.2%と最も多く、次いで「3時間以上4時間未満」が16.6%だったそうです。

 

ふつうに使っていても、皮脂や指紋がついたり、スマホを置いたテーブルの汚れがついたりと見える汚れがついているのが気になることもあるでしょう。

 

こうした目に見える汚れとともに、スマホは目に見えない細菌やウイルスが沢山ついている可能性があります。

「スマホ画面には、トイレの便座よりも10倍の細菌がついている」と聞いたことがある方も多いのでは?

トイレでスマホを見る人は多いそうですが、トイレにスマホを持ち込むことで、トイレにいる菌やウイルスといった見えない雑菌が沢山ついてくるリスクが高くなります。

 

安心して気持ちよくスマホを使うために、スマホ画面をキレイに清潔にするための方法をご紹介いたします。

 

スマホ画面の正しいお手入れ方法

スマホ画面の掃除

画面の汚れを、ティッシュやハンカチで拭くのはNG

スマホの液晶画面の汚れを見つけたら、ティッシュやハンカチで拭いてしまうのはNGです。

 

ティッシュは、皮脂を拭き取ろうとしても、逆に引き延ばしてしまううえに、逆に細かい塵や繊維なども付着してしまいます。また、乾いたティッシュで拭くことで、表面に細かい傷がつくおそれもあります。

同様に、ハンカチや服のスソで拭くのもNGです。

 

アルコールやエタノール入りウェットティッシュで拭くのもダメ!

スマホの表面に付着した雑菌が気になって、アルコールスプレーをティッシュに含ませて拭いたり、除菌効果のあるウェットティッシュやクリーナーで拭いたりするのもNGです。

アルコール成分には、界面活性剤や研磨剤が含まれており、スマホ表面のコーティングを剥がしてガラス表面を劣化させたり、ゴムやプラスチックといったパーツを傷める危険があります。

 安心して使えるスマホ掃除グッズ

 ◎液晶画面専用のクロス

スマホ画面の拭き掃除には、“液晶画面専用のクロス”がおススメです。

 

スマホ表面を傷つけることのない、液晶用の超極細の繊維が使用されています。
日常的な掃除は、このクロスで拭き取るだけで充分です。

(メガネ拭きでもOKです。)

 

ただし、スマホの掃除に使用するとクロスにも当然汚れが付着します。

クロス自体も、定期的なお手入れが必要です。使用ごとに中性洗剤で洗いましょう。

◎液晶用ウエットティッシュ
アルコールを使用していない、液晶専用のウエットティッシュならば、超極細の繊維を使用しており、スマホの表面を傷つけることがありません。

 

 ◎紫外線除菌(UV除菌)クリーナー

目に見えない雑菌やウイルスを除菌したいのならば、紫外線除菌(UV除菌)クリーナーをおススメします。

ボックス内部でUVライト・紫外線・オゾンなどを発生させて、中に入れたスマホに付着した菌を除菌して清潔に保つことができる便利なアイテムです。

スマホだけでなく、メガネやマスク、腕時計なども除菌することができます。

 

出先でも使える携帯型のものもあります。

 

スマホのお手入れについて、お使いのスマホメーカーが推奨している製品やお手入れ方法があると思いますので、それ以外の方法で行うと故障の原因になります。

公式サイトで確認してみると良いでしょう。