浴室
夏場になると気になるのが浴室のカビ。
カビ取り剤をスプレーしただけでは、なかなか思うように除去できないことも。
そこで今回は、キッチンペーパーとラップを使った浴室のカビ掃除についてご紹介します。

浴室のカビ掃除

浴室掃除 湿布法

準備するもの

・カビ取り剤
・キッチンペーパー
・ラップ
・使用しなくなった歯ブラシ

手順

①浴室のゴムパッキンやカビが気になるところにカビ取り剤を噴射する
②噴射したカビ取り剤の上からキッチンペーパーをかぶせる
③キッチンペーパーの上からさらにカビ取り剤を噴射する
④20〜30分ほど放置する。その後キッチンペーパーを少しはがしてカビの落ち具合を確認する
⑤残った汚れを使用しなくなった場ブラシで擦り落とし、水でしっかりと洗い流す

※カビ汚れがひどいときには、キッチンペーパーの上からさらにラップをかぶせてカビ取り剤が乾燥しないように工夫しましょう。

掃除の際のポイント

主婦 ポイント
①浴室の中でも、ゴムパッキンのカビはプロでもなかなか落としきれるものではありません。そのため、完全に落とすというよりも、カビを増やさないという方向性で取り組みましょう。また、一度に落とすよりも、定期的に除去作業を行った方がキレイになりやすいでしょう。

カビや汚れにキッチンペーパーやラップをかぶせるお掃除方法を「湿布法」と言います。液体洗剤を壁などに噴射し、キッチンペーパーやラップをかぶせることで洗剤が垂れるのを防ぐことができます。その結果、洗剤が汚れに長くとどまってくれるのです。

「塩素系の洗剤」と「酸性」の洗剤が混ざることで、有毒なガスが発生することがあります。塩素系の洗剤とは「次亜塩素酸ナトリウム」を主成分とした漂白剤や洗剤のことで、多くのカビ取り剤に含まれています。そのため、くれぐれも混ぜて使ったり、連続使用はしないでください。

まとめ:キレイにした後は、カビ発生の予防を

手間をかけてカビ汚れを落とした後は、毎日のお風呂上りにこまめなカビ対策で発生を予防することも大切です。
カビは湿度が高い環境を好みます。そのため、浴槽には必ず蓋をし、窓を開ける、換気扇をつけるなどして湿度を下げるようにしましょう。
また、カビは人間の垢や皮脂汚れを栄養分として増殖するため、お風呂上がりには壁や床をシャワーで流し、飛び散ったシャンプーや洗剤が残らないようにすることも大切です。この時、シャワーは水よりもお湯にした方が早く乾燥するため、より効果的です。